今から乗馬始めます

40代半ばから乗馬を始めた人の記録です。ついに憧れの駈足レッスンスタート!モンゴルの大平原を駆け抜ける夢に、一歩近づきました。

154鞍目 足の扶助の方向

ウマに乗っている時、「もっと速く」「次は軽速歩」などの指示は、かかとでウマの腹をぽんと蹴る、もしくはぎゅっと圧迫して出しますが、これ、なかなか思い通りにはいきません。

 

私としては結構な力で蹴ってるつもりでも、先生に、

「全然効いてないです!ウマが無視してます!キック!!もっと!!!」

と言われることもしばしば。

 

ついに先生がウマを止めて私のブーツをぐいっとつかみ、

「こういう向きでぎゅっと!ウマの腹に当てます」

と動かしながら教えてくださいました。

 

蹴る強さの問題ではなく(いや、それもありますが)、ウマのお腹にかかとを当てる位置と角度が大切なのです。

過去にも何度かそうして教えてもらったのに、すぐ忘れる・・・。

 

普段の足の位置は図左。かかとを踏みさげる感じで、太ももは内旋。

合図を出すときは、図右。太ももを外旋させ、かかとを下から抉るようにぐいっとあげる。

図中、緑の丸印はかかとの中央を表します。

 

かかとをあげる事に気を取られると鐙が外れてしまうので、なかなか思い切った動きができないのですが、それは、

「足全体をあげるんじゃなくて、つま先立ちになるんです」

とのこと。

 

普段、足首から先をこんなに意識して動かすことはないので、そのへんの神経が発達してない感がすごくあります。けどきっと、動かしてたら神経回路がつながるはず。

忘れないようがんばります。