今日はサラブレッドのTくん。
馬装する前に、かゆいところをブラシでごしごししてあげたら、顔が気持ちよさそうにとろーんとゆるみ、いい感じにリラックスしています。
よしよしと思っていたのですが、洗い場の隣の空き地で放牧されていた別のウマが、立てかけてあったトタンの板を倒し、バターン!!!!とものすごい音がしました。
倒した本馬は、
「あ・・・(ぷいっとよそを見るふりをして)僕のせいじゃありませーん」
と知らん顔をしていたのですが、不意を突かれたTくんはびっくりして飛び上がりました。
そこからもうTくん、一気にご機嫌ななめです。
馬場に出て並足、軽速歩としていても、なかなかいうことを聞いてくれず、頭をぶんぶん振って落ち着きません。馬場の隅では砂山に足を取られて転びかけるし、全然集中してないのが分かります。
もー、せっかく気分良く走ってもらおうと思ってブラシしてたのに・・・。
ですが、速歩でどんどんスピードをあげていくと、体を動かして少しすっきりしたのでしょう、駈足のレッスンはいい感じに走ってくれました。
先生からも、
「大分良くなりましたね。外乗にいった甲斐があったなあ」
とお褒めいただき、嬉しい限りです。
そして覚えておくこと。
駈足の指示を出したらすぐニュートラルに戻って、動きに乗り遅れない!足でウマのお腹をぎゅっとして指示を出すんだけど、ぎゅっとしたまま固まっていてはいけない!!