今から乗馬始めます

40代半ばから乗馬を始めた人の記録です。ついに憧れの駈足レッスンスタート!モンゴルの大平原を駆け抜ける夢に、一歩近づきました。

158、9鞍目 外乗

川を渡っているところ。先頭の茶色のウマは、前足で水をばしゃばしゃして遊んでいます。


しばらくぶりに外乗に行ってきました!

今回は林あり川ありのコースで、かなり長い距離を軽速歩、駈足することができました。

 

外乗の時は、先頭にインストラクターさん、それに続いて参加者が一列になって動きます。

ウマは先頭のウマについていく習性があるので、基本的には自動運転のような感じになります。

余りほったらかしにしすぎると、ウマが「自由にしていいんだ」と思い、そこら辺の草を食べたりしはじめるので、その辺は注意が必要ですが、私が乗ったウマは少し先頭との距離が空くと、

「大変大変」

とばかりに小走りで追いかけ、一定の間隔を自主的に保つウマだったので、乗っていて非常にらくちんでした。

 

駈足の時も、前のウマに続いてまっすぐ一定の速度で走ってくれますから、走りながら、

「鐙を踏む角度ってこうだっけ?いや、こうかな?」

とか、

「いつも右に傾いてるって言われるけど、もう少し左?あ、この位置だと安定する」

など、過去に先生に言われたことを復習する事ができて、とても有意義でした。

やっぱり外乗は勉強になります。

 

一緒に行ったクラブの方が、

「今日、ドラクエのレベルアップしたときの音楽が鳴ったような気がした」

と言っていましたが、まさにそんな気持ちです。

 

 

外乗でお世話になったクラブにはたくさんのウマがいて、それぞれ異なる個性がありました。

水遊びが大好きで、川に入るたび前足でばしゃばしゃ水を掻き、水しぶきを上げて喜んでいるウマ。

外乗の途中で放牧地の横を通ると、そこにいる全てのウマがいなないて駆け寄ってくるアイドル級の人気を誇るウマ。

自分から他のウマに近づく癖に、後ろに立たれるのがキライで、後ろに他のウマが来るとすぐ蹴ろうとするウマ。

 

いつも通っているクラブのウマも皆性格が違いますが、よそのウマを見るとさらにいろいろな個性のウマがいて、小学生の頃、習い事で他の学校の子と友達になったときの気持ちを思いだしました。