前回書いた「腿を内転させて鞍を挟む」に気をつけながら最初の並足を始めたところ、
「お、姿勢が変わりましたね。いいですよ」
と先生からお褒めの言葉をいただきました!
絵を描いてまで頭にたたき込んだ甲斐があったよ!やはりレッスンの内容を復習するのは大事ですね。
さらに先生は、
「じゃ、このいい姿勢が保てるよう、もう少しトレーニングしましょう」
と容赦なく鐙を長くして、
「はい、軽速歩」
鐙が長いと、しっかり筋肉を使わないと姿勢が保てないので、筋トレになるのです。
最初はよかったのですが、だんだん疲れて筋力がなくなり、最後は必死になりながらの乗馬でした。
レッスンが終わり、馬装を解いて洗い場にいると、ウマがしきりに頭を振っています。
どうやら顔がかゆいようですが、つながれているので搔く場所がありません。
「ここかゆいの?」
と手を出すと、ウマが私の手にぐいぐい額をこすりつけてきました。
ごっしごっしと何往復もして、
「あー、すっきり」
ご満足いただけたようで何よりです。