ウマに鞍を乗せたあと、鞍がずれないよう腹帯でとめます。
これをきちんと締めていないと、乗っているうちに鞍がずれて危ないのですが、おなかをぎゅーっとされるのがイヤなウマは、あの手この手で阻止しようとしてきます。
1:おなかをふくらませる
空気を吸っておなかをぱんぱんに膨らませます。腹帯の金具が、鞍のベルトに届きません。
2:蹴るまねをする
「締めたら蹴っちゃおうかなー?」みたいに、後ろ足をちょいちょいとあげてこちらの様子をうかがってきます。
3:幅寄せする
洗い場の壁と馬体の間に人を挟んで、動けないようにします。
締めないと乗れないので、ウマが何かする前にさっと締めたり、蹴るまねをしたら「こら!」と叱ったり、私もがんばって対抗します。最終手段は先生の召還。先生が前に立つと、どのウマもすっといい子になります。