久々の乗馬です。今年に入ってから、雪が降ったり風が吹いたりして全然乗れませんでしたが、やっとお天気に恵まれました。
実は私、乗馬以外にももうひとつスポーツを習っているのですが、どうにも思ったように体が動かなくて煮詰まった時、あえて一回お休みして時間を空けて再挑戦すると、変なクセがリセットされるのか、すっと上手にできる!という事が何度かありました。
なので、今回の乗馬でも何かが劇的に進化しているのでは?!と少し期待していたのですが、全然そんなことはなく。単にいろいろ忘れてるだけでした。そもそも煮詰まる所までいってないし。
ふくらはぎで挟むんじゃなくて、膝!腿は内転!
上体はまっすぐ!内側に傾かない!
そして視線の向け方も大事です。
例えば時計回りで乗っているとき、コーナーに差し掛かると自然に視線が右にそれます。すると体が右に傾くので、ウマも内側によれていき、円運動の直径がどんどん小さくなります。
ので、
「進行方向を見るのも大事だけど、ここはあえて見ない!」
するときちんと柵ぞいに曲がれる不思議。
視線と姿勢は無意識につながっている。目だけ動かしているつもりでも、そうじゃないんだなー。
さて、レッスン後のお手入れ時、裏堀りをしようとしたのですが、ウマが全然足をあげてくれません。
また言うことを聞いてくれないぞ、と思っていたら、先生が通りかかって、
「裏掘りはウマのお尻の方を向いてやります。向きが反対」
初歩の初歩から忘れていました。
正しい向きでやったら、すっと足をあげてくれました。
ウマも、
「いや、アンタそれ間違ってるし」
と思っていたことでしょう。