158、9鞍目 外乗
しばらくぶりに外乗に行ってきました!
今回は林あり川ありのコースで、かなり長い距離を軽速歩、駈足することができました。
外乗の時は、先頭にインストラクターさん、それに続いて参加者が一列になって動きます。
ウマは先頭のウマについていく習性があるので、基本的には自動運転のような感じになります。
余りほったらかしにしすぎると、ウマが「自由にしていいんだ」と思い、そこら辺の草を食べたりしはじめるので、その辺は注意が必要ですが、私が乗ったウマは少し先頭との距離が空くと、
「大変大変」
とばかりに小走りで追いかけ、一定の間隔を自主的に保つウマだったので、乗っていて非常にらくちんでした。
駈足の時も、前のウマに続いてまっすぐ一定の速度で走ってくれますから、走りながら、
「鐙を踏む角度ってこうだっけ?いや、こうかな?」
とか、
「いつも右に傾いてるって言われるけど、もう少し左?あ、この位置だと安定する」
など、過去に先生に言われたことを復習する事ができて、とても有意義でした。
やっぱり外乗は勉強になります。
一緒に行ったクラブの方が、
「今日、ドラクエのレベルアップしたときの音楽が鳴ったような気がした」
と言っていましたが、まさにそんな気持ちです。
外乗でお世話になったクラブにはたくさんのウマがいて、それぞれ異なる個性がありました。
水遊びが大好きで、川に入るたび前足でばしゃばしゃ水を掻き、水しぶきを上げて喜んでいるウマ。
外乗の途中で放牧地の横を通ると、そこにいる全てのウマがいなないて駆け寄ってくるアイドル級の人気を誇るウマ。
自分から他のウマに近づく癖に、後ろに立たれるのがキライで、後ろに他のウマが来るとすぐ蹴ろうとするウマ。
いつも通っているクラブのウマも皆性格が違いますが、よそのウマを見るとさらにいろいろな個性のウマがいて、小学生の頃、習い事で他の学校の子と友達になったときの気持ちを思いだしました。
156鞍目 円で駈足の姿勢
駈足の練習をする時、直径10m位の円を描くように走ることが多いのですが、どうも体が円の内側に傾きがちです。
自転車とかバイクで曲がる時は、体を倒して曲がるので、その感覚が抜けないのだと思います。
でも背中の荷物が傾くと、ウマが走りにくくて駈足が続きません。
今日、先生に
「走るルートを意識して!」
と言われて意識したところ、これがうまく行きました。
図中、グレーのラインが蹄跡、走るルートです。ここを右回りする場合。
・私はウマの背中に真っすぐに乗り、背骨は緑のラインをキープ。上体は曲がる方向にひねりますが、決して内に傾いてはいけません。
・この姿勢を維持したまま、右足はピンクのライン、左足はブルーのライン、背骨は蹄跡をなぞっていく、と考えます。
これを次回まで忘れないぞ。
154鞍目 足の扶助の方向
ウマに乗っている時、「もっと速く」「次は軽速歩」などの指示は、かかとでウマの腹をぽんと蹴る、もしくはぎゅっと圧迫して出しますが、これ、なかなか思い通りにはいきません。
私としては結構な力で蹴ってるつもりでも、先生に、
「全然効いてないです!ウマが無視してます!キック!!もっと!!!」
と言われることもしばしば。
ついに先生がウマを止めて私のブーツをぐいっとつかみ、
「こういう向きでぎゅっと!ウマの腹に当てます」
と動かしながら教えてくださいました。
蹴る強さの問題ではなく(いや、それもありますが)、ウマのお腹にかかとを当てる位置と角度が大切なのです。
過去にも何度かそうして教えてもらったのに、すぐ忘れる・・・。
普段の足の位置は図左。かかとを踏みさげる感じで、太ももは内旋。
合図を出すときは、図右。太ももを外旋させ、かかとを下から抉るようにぐいっとあげる。
図中、緑の丸印はかかとの中央を表します。
かかとをあげる事に気を取られると鐙が外れてしまうので、なかなか思い切った動きができないのですが、それは、
「足全体をあげるんじゃなくて、つま先立ちになるんです」
とのこと。
普段、足首から先をこんなに意識して動かすことはないので、そのへんの神経が発達してない感がすごくあります。けどきっと、動かしてたら神経回路がつながるはず。
忘れないようがんばります。
153鞍目 距離
今日も軽速歩&駈足です。
相棒はクラブ一の巨体を誇るMちゃんでした。
Mちゃん特有のゆるやかで大きな揺れにも大分ついていけるようになり、駈足できる距離も伸びてます!
駈足をはじめたころは、馬場に置いた三角コーン(図中赤丸)の周りを半周もできなかったのですが(①)、今は馬場をぐるっと(②)2周できるようになりました。
駈足できない、という現象は、乗ってる人が駈足についていけない時に起こります。
ウマが暴走したときはこの限りではありませんが、普通の状態のとき、背中で人間がぐらぐらしてウマが走りにくかったり、バランスを崩してうっかり手綱を引いてしまったりすると、せっかく走り出したウマが駈足をやめてしまうのです。
憧れの駈足がちょっとずつ出来るようになってきて、乗馬がますます楽しくなっています。
モンゴルの平原を爆走する夢が、少し近づきました。
152鞍目 ヨロヨロ
しばらく更新をサボっていました。
その間何をしてたかというと、毎回軽速歩と駈足の練習です。
前回、一緒に習っている友人と、お互いのレッスン風景のビデオを撮影しあったのですが、私の駈足、思ってたよりヨロヨロでした・・・。
もう少ししゃんと乗れてると思ったんだけどなー。
よく先生に、
「今の危なかったです」
とか、
「これ以上続けたら落ちそうなので、終わりましょう」
と言われて、
「えー、全然問題ないのになー」
と思っていたんですけど、問題ありありでしたね。
たまにビデオで確認するのは大事です。