前回に引き続き「早い軽速歩」。
軽速歩のスピード=駈足で出せるスピード なんだそうです。
早さについていけるかってことですね。
さて、無事レッスンを終えて洗い場に戻り、さあ裏堀り、と思ったらウマがすでに右後ろ足をちょっとあげています。
「なに、その足からやってほしいの?」
と見てみると、蹄の裏から5cmほどのねじが突き出ているではありませんか!
え?蹄鉄の釘が抜けた?でもこれ釘じゃなくてねじだよね?!!
あわてて先生を呼ぶと、どうやら落ちていたねじを踏んで刺さってしまったようです。
幸い、神経のあるところまでは到達しておらず、蹄にちょっと穴があいただけですみました。
いつ刺さったのかは不明ですが、馬場は砂でふかふかですから、歩いたり走ったりしてもそんなに深くは刺さらなかったのでしょう。
「いや、災難だったねえ・・・でもケガにならなくてよかったよ」
人間でいうと、靴の中に小石が入ってた、くらいの感じなのでしょうか、ねじを取ってもらったウマはけろりとしていましたが、これ以上刺さっていたらと思うと、ちょっとぞっとします。
裏堀りはウマが足をあげなかったり足が重かったりと、かなりな重労働ですが、やはり手入れはきちんとしないといけませんね。