駈足でも並足でも、スタートの合図は「脚でウマのお腹をぽんと蹴る(お腹を圧迫する)」です。
それで発進したら、後はブレーキするまで進み続けるか、というとそうではなく、スピードが落ちたりしたときに「続けてね」という意味の「ぽん」をしなくてはいけません(脚を入れる、と言う)。
この「脚を入れる」という動き、並足とか速歩ならできるんですが、駈足しながらやるのが難しいんです・・・。
脚を入れるのは鞍にお尻がついたタイミングなのですが、脚を動かそうとすると、全身のバランスが崩れて駈足が止まってしまうのです。
今日、
「脚を入れるときは、体を起こした姿勢で。でも反り腰になるんじゃなくて骨盤をちょっと後傾させて、体幹を心持ち丸めて、腹筋に力入れます。そうしたら膝下を動かしやすいです」
と教えられ、やってみたらとてもうまく行きました!
適切に脚を入れることで駈足が長く続き、いつもの3倍くらい継続して走ることができたのです。わーい。
先生も、
「どういう言い方をしたら伝わるかなーってずっと考えていたんですが、伝わりましたね」
と嬉しそうでした。
次回まで忘れないようにするために、ここに書いときます。図でいうと右が正解。