おお、概算ではありますが、100鞍ほど乗ったのですね。
重心移動、理解が進んできましたよ。
いすに座っていろいろ試した結果、上体を右にひねった時、座骨の右に体重がかかるひねり方と、左にかかるひねり方があることが分かりました。
右に掛かれば、手綱でひいた向きと重心移動が一致するのでスムーズにウマが曲がりますが、左にかかると、手綱と重心で言ってることが違うので、顔だけ右向けて前進、ということになるのです!
その見解をもって乗ったら、結構スムーズでした。
というわけで調子よく走っていたら、馬場の隣の家が工事をしており、釘を打つ「パン!」という音にウマが反応。勢いよく走り出し、馬場を一周半ほど駈足しました。
なかなか停まらず、
「これは落ちるかな?でも雨上がりで下がどろどろだから落ちたくないな」
と思っていたら、先生が上手に遮って止めてくれました。
他の会員さんと話をしていても、航空機が爆音で低空飛行をしたとか、前の道を通る子供が走ったとかで、ウマがびっくりして走り出すのは時々あるそうです。
乗馬って、何かあったときに暴走するのも込み込みなのですね。
そういうときも慌てない胆力がだんだん身についてきた気がしますよ。