前回のレッスンで、「座骨の真上から体重をのせる」を理解したので、そのように心がけたのですが、心がけるあまり、上体が棒のようにがちーんと固まってしまいました。
それは間違いです!
座る時は、12/26、169鞍目のイラストのように、少し骨盤と背骨を屈曲させ、ふわりと座ります。
ので、174鞍目のイラスト①は、体重を乗せる位置、前後するときのヒンジの位置を図示しているとお考えください。
乗馬以外のスポーツでもそうなのですが、どうも私は力を抜くのが苦手で、すぐがちがちに体を固めてしまいます。
そこで先生からの新アドバイス「呼吸法」。
軽速歩の「立つ・座る」の「立つ」ときにふっと息を吐き、お腹を膨らます感じで力を入れる。「座る」時に息を吸いつつ、力を抜いてすとんと、ふわっと座る。
確かにうまくできると、すーっとウマが速く走ります。そして立つ座るが素早くできるので、いつも「動きが遅いです!」と言われるのも解消できます
ただねえ、力を入れる+息を吐く 力を抜く+息を吸う のセットがなかなかうまくいきません。普段の生活だと、力を入れるときって、息止めませんか??
頭では理解しているのですが、実際ウマの上で体を動かすと、息を吸う、吐くが混乱してしまい、過呼吸になりそうでした。
いろいろやってみた結果、鼻で息を吐き、口で息を吸うのがやりやすいようです。
次のレッスンまで、お腹に力を入れて息を吐く、力を抜いて息を吸う、を練習しておきます。